ソファー

ソファーを選ぶ時におさえておきたいポイントとは?

暮らしに欠かせないソファー
一人暮らしを始めた時、同棲や結婚して二人で住み始める時、子供ができた時。
様々な変化の時に購入や買い替えを考えると思います。
快適でお気に入りのソファーがあるだけで気分は上がるもの

今回は、ソファー選びの際に押さえておきたいポイントをご紹介いたします。

⒈ソファーのサイズ

まずはお部屋の広さに合ったソファーを選ぶことが大切です。
6畳のお部屋に大きなソファーを置いてしまうと全体のバランスや動線が確保できず、過ごしずらい空間になってしまいますし、
逆に広いお部屋に小さめのソファーを選んでしまうと違和感を感じてしまいます。
大きな家具はお部屋のポイントになりますので、広さに合ったサイズのソファーを選ぶ事が大事になります。

一人掛けソファー

幅90cm〜120cmが主流ですが、幅50cmほどのソファーもあります。
6畳〜8畳ほどのお部屋の方や、寝室に置きたいという方にベストなサイズです。

二人掛けソファー

幅140cm〜160cmが主流です。座面幅は、一人60cm〜70cmほどあればゆとりを持って座ることができます。
幅160cmくらいになると2.5人掛けソファーと記載しているものもあります。

三人掛けソファー

幅170cm〜200cmが主流です。
奥行きは75cmほどだと普通に座れる感じでコンパクトなため、比較的8畳〜10畳ほどのお部屋でも置くことが可能です。
ゆったり座りたい場合は、奥行きを90cm以上にすると良いでしょう。


2.素材

ソファーの素材も色々あります。
一人暮らし始めたての時は、素材を拘らなければ安くて素敵なデザインのものもありますし、ペットを飼っている方はカバーが出来るものや傷つきづらい素材を選ぶと長く使用できるでしょう。ソファーは良いものを長く使いたいと考える方は、張り替え可能な家具屋のものがおすすめです。

【布生地】

一般的にファブリックソファーと呼ばれています。布生地のソファーはカラーバリエーションが豊富なのがメリット。
カバーできるタイプもこのファブリック系です。

ポリエステル(合成繊維)

・ポリエステルのメリット
 ①糸が丈夫で切れにくく耐久性がある
 ②色落ちもしずらいので洗濯も可能
 ③乾きやすく、日光による劣化がしづらく熱に強い
 ④カビや虫に影響されにくい
 ⑤比較的リーズナブルなので、手に届きやすい


・ポリエステルのデメリット
 ①吸水、吸湿性がないので、発汗時にはベタつきやすい
 ②静電気が起きやすい

アクリル(合成繊維)

・アクリルのメリット
 ①弾力があり肌触りが柔らかい
 ②強度、耐久性がありシワになりづらい
 ③害虫に強い
 ④染色性に優れているため、カラーバリエーションが豊富

・アクリルのデメリット
 ①吸水性が低く、汗を吸わないのでべたつきやすい
 ②静電気が起きやすい
 ③摩擦による毛玉ができやすい
 ④熱に弱い

麻(天然繊維)

・麻のメリット
 ①植物の茎にある靭皮から採取さえて作られる植物繊維
 ②吸湿性、耐久性がある
 ③繊維が伸びにくい
 ④冷感がある心地よい肌触り
 

・麻のデメリット
 ①染料が滲みにくいため、脱色がしやすい
 ②しわになりやすい
 

コットン(天然繊維)

・コットンのメリット
 ①綿から採れる天然繊維
 ②染色性がいいので色落ちがしずらい
 ③吸収性、放湿性があり肌触りが柔らかい
 ④耐摩耗性があり丈夫
 ⑤アルカリに強いので洗濯OK

・コットンのデメリット
 ①縮みやすいので、乾燥機ではなく自然に干す方が良い
 ②シワになりやすい
 ③使用年数が経ってくると生地が硬くなる

レーヨン(再生繊維)

・レーヨンのメリット
 ①吸湿性、染色性が良い
 ②安価なものが多く手に入りやすい
 ③光沢があり華やかな印象

・レーヨンのデメリット
 ①シワになりやすい
 ②水に弱いため、水ジミができやすい

皮生地

レザーソファーには、合皮と本革があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

合皮

合皮にはPVCPUという種類があります。
PVC:Polyvinyl chloride の略でポリ塩化ビニルを使用したもの
PU:Polyurethaneの略でポリウレタンを使用したもの

ご自宅の環境に合わせて選ぶのがポイントです。

〈PVC〉

・PVCのメリット
①耐久性があり湿気に強いため、汚れた際に水拭きや中性洗剤で拭くことが可能
②カビやダニの発生も少ない
③本革のような質感を安価で手に入れられる

・PVCのデメリット
①通気性が低く、夏場は蒸れやすい
②弾力性、柔軟性が低い
③数年経つと表面がボロボロ崩れやすいため長期的な使用には向かない

〈PU〉

・PUのメリット
①肌触りが柔らかい
②PVCに比べると通気性がある
③本革よりはメンテナンスしやすい(乾拭き推奨)
④本革に近い上質な素材のためかっこいいソファーも多い

・PUのデメリット
①湿度の高い場所に弱く、表面がボロボロ崩れる可能性がある
②長期的使用は不向き

本革

革製品は、経年変化を楽しめるアイテムであり長期的に使用したい方にはおすすめです。

・メリット
①高級感がある
②丈夫で耐久性がある
③非帯電性のため静電気がおきずホコリもつきにくい
④経年変化が楽しめる

・デメリット
①メンテナンスに手間がかかる
②価格が高い
③カラーバリエーションは少なめ
④デリケートなため、置く場所にも注意が必要

まとめ

ソファーはお部屋のアクセントにもなり、リラックスできる場所。
どんな大きさか、素材は何がいいかをポイントとして、選ぶ際にチェックしてみてください。
素敵なソファーに出会えますように。

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